知っておこう!スキンケア用品の美白成分

美白のためのスキンケア用品に必要な成分は、「バリア機能を回復・保護するための保湿成分」および、「メラニン問題にアプローチする美白成分」の両方が必要です。

 

保湿成分に関しては、「セラミド、あるいはセラミドを使った複合保湿成分が必須、それにプラスして天然保湿因子(NMF)や各種植物エキスなど、他の保湿成分もあればなお良し」という形で、意外とシンプルに考えられるのですが、問題は美白成分です。

 

美白コスメに美白成分が入っているとは限らない!?

美白成分についてまず知っておくべきことは、「すべての美白コスメに、本当に美白成分が入っているとは限らない」ということです。

 

実は「美白コスメは、『ホワイト〇〇』などといった商品名のイメージだけで買っていて、成分についてはちゃんと見ていない」という人も多いんですよね。
一部のメーカーはそれを知った上で「まともな美白成分を配合していないのに、商品名で美白系だと見せかける」というケースもあります。

 

というわけでここでは、きちんと美白効果が見込める、有効性のある美白成分をご紹介しましょう。

 

メラニン色素生成の指令を抑える美白成分

「メラニン色素を生成しなさい」という指令を発信するための情報伝達物質の働きを抑制してくれる美白成分としては、以下のようなものが挙げられます。

 

トラネキサム酸
カモミラET
t-シクロアミノ酸誘導体

 

メラニン色素の合成を抑える美白成分

メラニン色素生成の指令が情報伝達物質から出されると、チロシンというアミノ酸やチロシナーゼという酸化酵素が作られ、これらの働きによってメラニン色素が合成されていきます。

 

黒いメラニン色素を完成させてしまう決め手となるのが、チロシナーゼの働き。
ですから、たとえメラニン色素生成の指令が出ていても、チロシナーゼの働きをしっかり抑えれば、メラニン色素は完成しないのです。

 

そのために役立つ美白成分としては、以下のようなものが挙げられます。

 

  • ビタミンC誘導体
  • アルブチン
  • コウジ酸
  • エラグ酸
  • トラネキサム酸
  • ルシノール
  • プラセンタ

 

トラネキサム酸は、「メラニン生成の指令を抑える美白成分」でも名が挙がっていましたが、ここでも名が挙がっていますね。かなり、守備範囲の広い美白成分だと言えます。

 

その他の美白成分

その他の美白成分としては、以下のようなものが挙げられます。

 

  • トレチノイン酸(レチノール)・・・ピーリング効果で古い角質をはがす
  • ハイドロキノン・・・メラニン色素を漂白する
  • 4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)・・・ターンオーバー促進

 

・・・いかがでしょうか。あなたが使用中の美白コスメ、あるいはこれからの使用を考えている美白コスメに、ここに名前が挙がった成分はいくつか入っていたでしょうか?

 

「まったく入っていなかった」というなら、その美白コスメはあまり効果が見込めない可能性が高いので、やめたほうがいいでしょう。

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